側溝修繕工事の現場から
先日、側溝の修繕工事をする機会がありました。
側溝天端が下がって見えるくらいに段差が生じてしまい、排水が上手く流れなくなってしまっている側溝の修繕工事です。
今回の工事では既設の側溝や蓋を再利用する予定なので、再利用出来るように丁寧に側溝を外していかなければなりませんでした。
外した材料を再利用して、側溝設置高さを再調整していきます。
目地を切断して、側溝の周りも掘削して取り外しが出来るようにします。
ただ、今回は側溝の底に調整コンクリートが打設してあったために、側溝がなかなか外れずに苦労しました。
側溝が下がった原因もこの基礎部分にあるので、側溝を取り外し終えた後には、基礎砕石を念入りに転圧しました。
基礎工事を終えた後には、取り外した側溝を利用して再設置を行います。
この際、ジョイント部分には切り梁をかって、底部コンクリートが硬化するまで側溝の一体性を保つように配慮します。
養生中はこのようなカラフルな安全ネットを周囲に張って、安全対策を行っています。
次に、側溝周囲を砕石で埋め戻して転圧をして仕上げます。これは、舗装復旧の際の路盤工にもなります。
後は、最後に舗装を復旧して完成になります。
こうして一つの工事を、無事に終えることができました。
お世話になった皆さん、ありがとうございました