過去に一度補修された現場だったのですが、大雨等の影響で再び崩れてしまい、弊社で修繕をさせて頂くことになりました。
現場を確認した際に、補修した箇所の下段が流れてしまっていたので、下記のような施工方針を考えました。
1)下段に根固めとしてのカゴ枠を設置して安定を図ること
2)法面からの湧水も考えられるため、湧水を受ける仕掛けを設けること
3)現場に元々設置してあったボトルユニット(袋詰め石)を再利用すること
4)上部の安定を図るために埋設板柵や法面保護を実施すること
カゴ枠で上まで工事をすると費用が掛かり過ぎてしまいますので、
既存のボトルユニットを再利用し、上部は板柵と保護工で最小限の工事をするように心がけました。