道路改良工事
先日、道路改良工事の竣工検査を無事に終えました。
今回の工事は、国道456号線の歩道が未設置の区間に歩道を施設するための道路拡幅工事で、主たる工事は地山掘削とアンカー付き擁壁の設置でした。
今回の工事でのポイントは、片側交互通行のような道路規制が極力発生しないように、敷き鉄板による工法を提案したことでした。
当初設計である片側交互通行と、敷き鉄板による両工法を比較し、更には概算の工事費を求めて提案をさせて頂きました。
こうした提案をした理由は、現場が坂道のカーブになっていて、しかも走行車のスピードが速く、交通量も多い道路だったからです。
この場所で工事をすることを考えたときに、交通規制による交通事故発生等のリスクを重視して、より安全な施工方法を提案させて頂きました。本現場は道路拡幅工事であったので、地山を掘削してスペースを確保し、鉄板を布設することで重機やダンプ等の車両を全て拡幅工事範囲に入れることが出来ます。
更には既存擁壁の下部を残すことで、掘削時の土砂や石などが道路に転がっていくこと防いだり、雨が降った時に濁水が道路に出るのを防ぐことにもつながりました。
今回の工事は全て自社施工で造り上げましたが、経験あるベテランの社員と若い社員とが協力をして、本当に良く頑張ってくれました。そして、監督員さんや関係者皆様のご理解とご協力の下で、無事に早期完成で工事を終えることもできました。
会社を代表して心からの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。