給水・排水設備工事
下流側から順番に排水系統を接続していきますので、トイレやお風呂のようにリフォームに時間がかかる箇所を除いては、日中の限られた時間だけ排水をしないで頂くご協力を頂く事とし、如何にご迷惑を掛けずに工事を進めるが常に考えて施工を進めていきます
宅内排水設備の一番の上流部
トイレについては、お客様の要望により、コンクリートの叩きを壊し、便槽も引き抜いた上で、再度施工し直しています。 このスペースに、お風呂・洗面用のボイラー、200Lのホームタンクも設置しました。
このホームタンクから、従来の台所にあったボイラーまで灯油を供給し、今までのような灯油をポリタンクで運ぶような作業や、ボイラーからの距離が長くお湯が出るまで時間が掛かっていた状態を解消するように、ご提案させて頂きました。
宅内排水設備の一番の上流部は、一番奥にトイレの便槽があるため、既設の叩きにカッターを入れて縁切りをした後に、人力で取壊し、トイレ・洗面所等の宅内排水設備の接続工事を行いました。
こちらのトイレは簡易水洗でしたので、トイレ本体と排便管の交換で、コンクリート基礎復旧して仕上げています。
更に、換気口への通気孔に雨水が入って困るとのお話がありましたので、完成のようにコンクリートで堤防のように造りました。
周囲の建物に配慮して人力で取り壊したのですが、鉄筋も入っているため、なかなか大変な作業です。
既存の鉄筋を活かしながら新しく鉄筋(D-10)を組むことでコンクリートの耐力を高め、厚さは凍害を考慮して12cmにしています。
更に、コンクリート堤防については、既存のコンクリート面にアンカーを打ち、横に流した鉄筋をアンカーに接合することで、簡単に壊れたりしないような工夫をしています。