スポーツキャンプむら人工芝舗装工事
先日、弊社で受注をさせて頂いた、スポーツキャンプむら人工芝舗装工事の現場パトロールに行ってきました。
現在、人工芝の基盤となる舗装工事(13,560m2)を行っているところです。
このグランドはJFA(日本サッカー協会)の公認グランドにもなるため、規格フィールドテストもクリアーする必要があり、路盤の仕上げからかなりな精度が求められる工事になります。
舗装工事に関しては、NIPPOさんのご協力を得ながら仕事を進めています。
路盤までは別会社の施工によるもので、弊社はここから上の作業になります。
平坦性や透水性,勾配などの基準をクリアーするために、ジョイント部の施工には特にも気を配る必要があります。
長手方向には100m以上の延長があるので、少なくとも長手方向の施工時には打ち継ぎを発生させないように、必要アスファルト量のダンプを現場待機させて施工をしています。
また、路盤工事の際も同じやり方ですが、舗装工事の際も、トータルステーションを利用した情報化施工を実施しています。
測量器械をアスファルトフィニッシャーの施工と現場管理に利用し、どの位置でも設計高さと現況高さとの差異を常にデータとして確認しながら、仕事を進めることが出来ます。
NIPPOさんの時間単位の工程管理の方法もそうですし、これだけの精度が求められる現場管理を経験することが出来ていることは、弊社としても大きな財産となります。
これは舗装透水量の試験ですが、他に勾配確認など様々な検査が行われました。
舗装の検査をクリアーして、次に人工芝の設置状況になります。今回の芝はグレードとしては最上級の人工芝になるそうです。
人工芝を設置した後に、ゴムチップと砂を何層にも分けて充填していきます。
こうした作業によって、クッション性の良いグランドが仕上がります。
JFA(日本サッカー協会)の公認グランドとなるために、舗装に続いて人工芝の完成確認検査が行われました。ボールの転がり具合や弾み具合など、細かいチェックが行われます。
こうした検査を経て、サッカーグランドが完成しました。
その他の現場の工夫として、施設利用をする人が多く訪れる場所だということにも配慮して、看板のイメージアップや、駐車場を利用する人達のために、仮設トイレを開放するようにしました。
施設利用者が多い場所でもあり、何かの際に役立てられる用に現場事務所にAEDを設置しました。
協力業者さんと共に子供達に誇れる仕事を完成させることが出来ました。
お世話になった全ての皆様に、心より感謝致します。