擁壁補修工事
経年劣化で法面を抑えていた吹付けモルタルや土留めが劣化してしまい、また下部の擁壁も傷んで来たことから、今回擁壁の工事をすることになりました。
道路脇の側溝も低く危ないことから、この委託工事と併せて施工をさせて頂きました。
側溝は新しく落蓋式側溝に入れ替えをし、手前の桝も嵩上げをしています。
手前の側溝と横断側溝の高さが違っていたので、桝の高さを工夫し縦断方向で段差が生じないようにしています。
蓋は縞鋼板で納めています。
本現場の特徴として、建物までの離れが無いのでL型擁壁は使えずに大型積ブロックで施工をすることにしました。
側溝は落蓋式側溝に入れ替えて施工をしています。
(擁壁関係工事)
(擁壁関係工事)
既設側溝に合わせて、新設の落蓋式側溝を布設することで舗装との段差を解消しています。
工事前はこのように経年劣化が進行している状況でしたので、全面的に補修工事を実施することになりました。
お客様所有の地先ブロックを利用して欲しいということで、天端コンクリートの端部抑えとして活用させて頂きました。
天端は除草等の処理をして、砕石で仕上げさせて頂いています。
また、お客様とご相談をして上部にあがるための階段も新設させて頂きました。
擁壁の胴込コンクリート及び天端コンクリートを施工している状況です。
工事が終了してから、お客様から「想像して以上に立派にして頂いて」と感謝の言葉を頂くことが出来て本当に良かったです。
今回のように感謝される工事を積み重ねていたきたいものです